廃プラスチック判別
環境サービスを本格開始 エコ技研
廃棄物のリサイクルビジジネスに取り組むエコロジー技研(本社・東京都中央区)が11月から種
類が分からない廃棄プラスチックを詳密に判別調査するサービスを始める。廃プラの売買を仲介する
インターネット市場もオープンする予定だ。廃水処理の一環として,生ゴ粉砕機と強力消臭剤も発売。
廃プラと廃水の2分野で環境ビジネスを本格スタートさせることになった。
一口にプラスチックといっても,その種類はABS樹脂やポリ塩化ビニール,ポリエチレンなど多
数ある。日本の産業界では家電や日用品,梱包などに多用され,年間約600万トンもの廃棄プラが発
生している。こうした廃プラは種類や混合比が不明なため,産業廃棄物として扱われ,再利用されて
こなかった。
しかし,家電リサイクル法などが順次整備され,内外で安価な廃プラを原材料を求める企業も増え
てきた。そこで同社は,赤外線を使って瞬時,正確に樹脂の正体を見分ける高性能のプラスチック判
別器を開発したオプト技研(本社・東京都中央区)と提携。同社で共同の情報センター
(電話03-3516-2505)を開設し,判別サービスを始める。
この判別器は,小型カメラ部分とパソコンのセットなので工場や倉庫に携帯できる。そこで,判別
器のレンタル,販売も行うことにした。売却を希望する廃プラの詳細なデータをインターネット上に
紹介し,国内や東南アジアなどの樹脂メーカー向けの販売を仲介する「廃プラ電子商取引所」を開く
準備も進めている。
また,エコロジー技研は,次の事業領域として廃水処理もにらんでおり,米国トップブランド,I
SE社の粉砕機と強力な脱臭・殺菌効果をもつ中国産の廃水処理剤の輸入発売も始めた。
電話03-3524-4355
西暦2001年(平成13年)10月26日(金)毎日新聞掲載