実験.運動の法則
1.目 的 物体の質量を一定にして、物体に加える力と加速度
の関係を調べる。また、物体に作用させる力を一定にして、物
体の質量と加速度の関係を調べる。
2.準 備 物 バネばかり付き力学台車、記録タイマー、記録用テ
ープ、滑車、スタンド、おもり、糸、ものさし、砂袋
3.操作の要点 図のようにして糸におもりをつけ力学台車を引っ張
り、力学台車の動く様子を、記録タイマーを使って記録用テー
プに記録し加速度を求める。
実験Tでは台車全体の質量を一定にした場合の、力学台車を引く力
と加速度の関係を調べる。
実験Uでは他のグループの実験結果を参考にし、力学台車を引く力
を一定にした場合の、台車全体の質量と加速度の関係を調べる。
4.方法・結果
実験T
(1) 力学台車にバネばかりを固定し、その力学台車全体の質量M(kg)
を測る。
(2) AグループはそのままM(kg)の力学台車を使い、他のグループは
力学台車に砂袋を乗せ、力学台車全体の質量がBグループは 1.5M
(kg)、Cグループは 2M(kg)、Dグループは 2.5M(kg)になるよう
にして、実験を行う。
(3) 力学台車に固定したバネばかりに、約 1.5mの糸を一直線になる
ように取りつけ、滑走面と平行になるように滑車の位置を調節する。
(4) まず、記録タイマーを作動させる前に、糸に50gのおもりをかけ
て力学台車を走らせてみる。そのときのバネばかりの表示は、おも
りの表示よりやや小さくなることを確かめる。この力が力学台車を
引く力F1(gw)である。
この値を忘れないように記録テープに書いておくとよい。
(5) 記録のとり方は、力学台車を手で押さえ、バネばかりの目盛りが
(4)で求めたF1(gw)を指す状態で記録タイマーを作動させ、静かに
力学台車を手放し行う。
(6) 同様にしておもりを100g、150g、200gと変え、それぞれの場
合の力学台車を引く力F2(gw)、F3(gw)、F4(gw)を予め調べ、記
録テープに記録をとる。
(7) 加速度の算出は次のようにする。下図のように記録テープの上に
3打点間隔で、0,1,2,・・・・・8の番号を記入する。
算し表に記入する。この値が点1での速さになる。(T=0.1s)
同様にして点2,3・・・7での速さを求め、下の表にまとめる。
(8) 4種類ある記録テープからそれぞれの表にまとめてグラフ@をか
き、直線の傾きより加速度α1、α2、α3、α4を求める。
・おもり50gの表 ・おもり100gの表
(F1= ,α1= ) (F2= ,α2= )
・おもり150gの表 ・おもり200gの表
(F3= ,α3= ) (F4= ,α4= )
(9) (8)の結果をもとにして、力Fと加速度αの関係を表すグラフ A をかく。
グラフ@ グラフA(質量一定)
υ(cm/s) α(cm/s2)
(ただし、M= kg)
(2) (1)の表をもとにして、質量mと加速度αの関係を表すグラフ B をかく。
5.考 察
(1) グラフAから、力学台車を引く力Fと加速度αの間には、どんな
関係があるといえるか。また、その関係式をグラフAから求めよ。
(2) グラフB、グラフCから、質量mと加速度αの間には、どんな関
係があるといえるか。また、その関係式をグラフB、グラフCから
求めよ。