実験 熱と仕事
1.目的 物体を落下させると発熱するという。重力のした仕事(失った力学的エ
ネルギ−)と発熱量との関係を調べてみよう。
2.準備物 塩化ビニ−ル管(径2-3cm,長7-10cm),ゴム栓2,温度計(1/5℃,ゴ
ム栓つき),銅の小球,布テ−プ。
3.操作の要点 銅の小球の入った塩化ビニ−ル管を一定の高さ(h)より数十回(n)
落下させ,その間の重力の仕事(失った力学的エネルギ−)の総量を求
める。上昇温度を測り,発熱量を計算して両者の関係を調べる。
4.方法
(1) 塩化ビニ−ル管の一端をゴム栓で封じその中に銅球を入れる。銅球の量は管の他端
をゴム栓でふたした場合に,少し空間が残る程度に入れる。
(2) 温度計を取り付けたゴム栓でふたをして銅球の温度t℃を測り表に記入する。
(3) 温度計を取り付けたゴム栓を取り,普通のゴム栓でふたをして,2つのゴム栓が,
はずれないように布テ−プで止める。
(4) h=0.80 m位の高さ(実験室の机の高さ)から
塩化ビニ−ル管を自由落下させる。落下を連続
n=50 回くりかえす。落下回数及び高さは他のグ
ル−プと相談していろいろな場合のデ−タがとれ
るように工夫するとよい。
(5) 50 回の落下終了後,すばやく一端のゴム栓を取り,
温度計を取り付けたゴム栓でふたをして銅球の温
度t1℃を測定し表に記入する。
(6) その後いったん銅球を管から出して室温に戻した
後,もう一度(1)-(5)の操作をくりかえす。
(7) 次の値を計算し表に記入しなさい。
凾煤≠1−t0
(8) 発熱量Q=mc凾煤@を計算し表に記入しなさい。
(ただしcは銅の比熱でc=0.092 cal/g.Kでありm
は記号のまま残しなさい)
(9) 重力のした仕事の総量W=mgh×nを求め表に
記入しなさい。(ただしg=9.8m/s2でmは記号の
まま残しなさい。)
(10)W/Qを計算し,その平均値も求めて表に記入しなさい。
5.実験結果
仕事と発熱量
6.考 察
(1) w/Qの平均値は何とよばれるか。
(2) 大きな誤差が生じたなら,その原因は何だろうか。