実験 熱の仕事当量
1.目的 抵抗線に電流を流すと熱を発生する。この時発生する熱量は電力量に比
例する。この電力量と発生した熱量との関係を調べてみよう。
2.準備物 熱量計,温度計(1/5℃計),精密ばかり,ニクロム線,ストップウオ
ッチ,可変抵抗器,直流電圧計(15V),直流電流計(5A),12V鉛
バッテリ−
3.操作の要点 水中に抵抗線を入れて電流を流す。流れた電流がすべて発熱すると考え
てよい。これを熱量計の温度計で上昇温度を測定して,全発熱量を求め
る。そこで電圧計,電流計,ストップウオッチのデ−タ−から電力量を
求め,熱の仕事当量を計算で求める。
4.方法
(1) 金属の比熱(part2)で製作した熱量計の中容器の重さを測定し,右表に記録する。
(2) 熱量計の中容器に約 200gの水をいれ,全体の重さと水温を計る。
(3) 用意されたニクロム線をコイル状に丸めて中容器のそこに沈め,中容器を熱量計に
セットする。
(4) 熱量計とニクロム線,電流計と電圧計,鉛バッテリ−と可変抵抗器を図のようにセ
ットする。
(5) 電流を流し始めた時,ストップウオッチをスタ−トさせる。その時の電流計の指示
を2Aにセットし,電圧計の指示と一緒に記録する。30秒後,60秒後,90秒後の時の
電流,電圧の指示を記録する。2分後で電流を切るがその時の電流,電圧の指示も
記録する。
(6) 熱量計を小さくゆすり,温度がストップした時の水温を記録する。(1/10℃まで読
む,約2分間)
(7) (1)-(6)の操作を再度実施する。この時(6)の操作後,温度計とニクロム線を1回目
の上昇した水温に保ち,2回目の中容器に入れる時1回目の上昇した水温から手早
く水を切って2回目の中容器にいれる。
5.実験結果
1回目の仕事
T |
スタ−ト |
30秒 |
60秒 |
90秒 |
2 分 |
平均 |
電圧 |
V |
V |
V |
V |
V |
V |
電流
|
A
|
A
|
A
|
A
|
A
|
A
|
| |
2回目の仕事
T |
スタ−ト |
30秒 |
60秒 |
90秒 |
2 分 |
平均 |
電圧 |
V |
V |
V |
V |
V |
V |
電流
|
A
|
A
|
A
|
A
|
A
|
A
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| |
6.考 察
(1) 実験での値は,J=4.2と比べて大きくなったか,小さくなったか。それはなぜか。
(2) 1,2回目の実験で,J=4.2に近いほうはどちらか。それはなぜか。