実験 水素原子のスペクトル
目的:CD(コンパクトディスク)LD(レーザーディスク)による光の回折
現象を利用して、水素原子のスペクトルの波長を測定する。
準備:Na放電管、H放電管、放電管用電源装置(または誘導コイル)、CD
(またはLD)放電管用スタンド、鉄製スタンド、リード線、巻き尺、
セロテープ、紙片、はさみ
原理: CDは、円周方向に平行スリットをもつ反射型の

回折格子に相当する。図のように放電管に垂直に
入射した光のうちθ方向に進む光は、CD上の小
さな溝(ピットという)の間隔をd、光の波長を
λとしたとき
d・sinθ=mλ
(m=0、1、2・・・)
の条件によって明線が観察される。
方法: 1.放電管の後方にCDをス
タンドを使って垂直に立
てる。CDと放電管の距
離は、約10cmでよい。
2.放電管の手前から放電管
とCD上に写っている放
電管の像が重なる位置を
CD上に見つけてその位
置に△形に切った紙片を
貼り付ける。この点をP
とする。
3.放電管の手前(約0.5m)から放電管とCDを見て放電管とP点が
重なって見える位置をQ点とする。PQ間の距離Lを測定する。
4.次にQ点から自分の目の位置をCDと放電管を結ぶ直線に垂直に移動
しP点の印の場所に線スペクトルが最初に見える位置R点を探す。
QR間の距離Xを測定する。
このとき、波長λ、角度θの間には
d・sinθ=λ
の関係が成り立っている。
さらに、L、Xを用いると
となる。
結果: @ Naのスペクトルについて
A Hのスペクトルについて
考察:1.結果@の値から、式(1)によってCD上のピット間の距離dを求め
なさい。ただし、NaのD線(黄色)の波長は、5.89×10ー7
[m]とする。
2.考察1で求めたdの値を使って、結果Aの値からHα(赤)、Hβ
(青緑)、Hγ(青紫)の波長を求めなさい。
感想:
資料: Hのスペクトルについて
|
|
波 長 |
色 |
Hα |
6.56 |
赤 |
Hβ |
4.86 |
青緑 |
Hγ
|
4.34
|
青紫
|
| |
教師用 実験 水素原子のスペクトル
目的:CD(コンパクトディスク)LD(レーザーディスク)による光の回折
現象を利用して、水素原子のスペクトルの波長を測定する。
準備:Na放電管、H放電管、放電管用電源装置(または誘導コイル)、CD
(またはLD)放電管用スタンド、鉄製スタンド、リード線、巻き尺、
セロテープ、紙片、はさみ
原理: CDは、円周方向に平行スリットをもつ反射型の
回折格子に相当する。図のように放電管に垂直に
入射した光のうちθ方向に進む光は、CD上の小
さな溝(ピットという)の間隔をd、光の波長を
λとしたとき
d・sinθ=mλ
(m=0、1、2・・・)
の条件によって明線が観察される。
方法: 1.放電管の後方にCDをス
タンドを使って垂直に立
てる。CDと放電管の距
離は、約10cmでよい。
2.放電管の手前から放電管
とCD上に写っている放
電管の像が重なる位置を
CD上に見つけてその位
置に△形に切った紙片を
貼り付ける。この点をP
とする。
3.放電管の手前(約0.5m)から放電管とCDを見て放電管とP点が
重なって見える位置をQ点とする。PQ間の距離Lを測定する。
4.次にQ点から自分の目の位置をCDと放電管を結ぶ直線に垂直に移動
しP点の印の場所に線スペクトルが最初に見える位置R点を探す。
QR間の距離Xを測定する。
このとき、波長λ、角度θの間には
d・sinθ=λ
の関係が成り立っている。
さらに、L、Xを用いると
となる。
結果: @ Naのスペクトルについて
A Hのスペクトルについて
|
L |
X |
色 |
0.504 |
0.221 |
赤 |
0.504 |
0.170 |
青緑 |
0.504
|
0.142
|
青紫
|
| |
考察:1.結果@の値から、式(1)によってCD上のピット間の距離dを求め
なさい。ただし、NaのD線(黄色)の波長は、5.89×10ー7
[m]とする。
d=15.5×10−7[m]
2.考察1で求めたdの値を使って、結果Aの値からHα(赤)、Hβ
(青緑)、Hγ(青紫)の波長を求めなさい。
Hα・・6.23 Hβ・・4.95 Hγ・・4.21
単位 ×10−7[m]
感想:
資料: Hのスペクトルについて
|
|
波 長 |
色 |
Hα |
6.56 |
赤 |
Hβ |
4.86 |
青緑 |
Hγ
|
4.34
|
青紫
|
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